8月、石鎚黒茶製造~発酵(1次)~揉み~発酵(2次)~

 蒸しの工程では、蒸し上がった茶葉を木桶に漬け込み、石鎚山の麓、標高200mの西条市大保木と標高750mの西条市石鎚の横峰寺にある発酵場所に5日間程度置いて、微生物発酵(1次発酵)させます。

 次は、いよいよ石鎚黒茶の味の決め手となる揉み作業です。揉みの工程では、木桶から1次発酵した茶葉を取り出し、茶葉を揉むことによって傷を付け、微生物(乳酸菌)が働きやすくします。揉み過ぎても茶葉を痛めてしまうし、揉みが足りないと、発酵が進みにくくなってしまいます。一塊の茶葉を程よく揉むのが、微生物(乳酸菌)発酵(2次発酵)を促し、結果的に、味の決め手になると言われています。

 揉みが終わると、乳酸菌発酵(2次発酵)を行います。同発酵場所で、この茶葉を専用のビニール袋に入れて、空気を追い出した後、口を縛ります。容器(ポリと木樽)に入れて重し(茶葉の重量の2倍)を乗せてから2週間程度乳酸菌発酵(2次発酵)を行い、石鎚黒茶特有の酸味・風味が生まれます。この後、郷に持ち帰り、天日乾燥して出来上がります。

 【お茶工房美瀬】

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