この大会は、松山市上野町のニンジニアスタジアム・愛媛県総合運動公園体育館をメイン会場に7競技37種目が行われました。昨年度までの数年間、新型コロナの影響のため、「えひめパラスポ記録会」として開催されていました愛媛県障がい者スポーツ大会ですが、障がいのある選手が、継続して行っているスポーツ活動の成果を発揮するとともに、県民の障がいに対する理解を深め、障がい者の社会参加の推進に寄与することを目的に、メダル授与等を行う「第16回愛媛県障がい者スポーツ大会」として開催されました。この大会の記録は、第23回全国障害者スポーツ大会「SAGA2024全国障害者スポーツ大会」における愛媛県代表選手選考の参考となるため、Viseeの選手たちは、一層力を入れて練習をしてきました。当日のお天気は晴れ、最高気温が25度を超えるとともに強い風が吹いていましたので、決して好条件とは言えない状況でしたが、エントリーした全選手は自己ベストを目指して臨みました。
ニンジニアスタジアムでおこなわれた陸上競技では、800m走、50m走、ソフトボール投げに6名の選手が出場しました。結果は、800m走では3位が1名と4位が1名、50m走では1位が2名、2位が1名、ソフトボール投げでは2位が1名でした。好成績でメダルを授与された選手はとても喜んでいました。また、惜しくもメダルが取れなかった選手もいましたが、皆、来年も練習を重ねて出場すると張り切っていました。
愛媛県総合運動公園体育館で行われた卓球競技では、1名が参加しました。体育館いっぱいに15のコートが設けられ、試合は、1ゲーム11点先取で、3ゲーム先取の5ゲーム制で行われました。じゃんけんをして試合が始まりました。1ゲーム目は相手のラリーが正確でバックに打たれることが多く負け、2ゲーム目もスマッシュを打たれて負け、3ゲーム目はいいところまでラリーを続けることができたが負けで、ゲーム数0対3で残念ながら敗退となりました。次大会に期待したいと思います。
愛媛県総合運動公園補助競技場で行われたフライングディスクでは、アキュラシー5mに6名、ディスタンスに2名が出場しました。強い向い風吹く悪コンディションの中、Viseeの選手たちも1投1投集中して投げることができました。結果は、アキュラシーでは1位が1名、2位が2名、3位が1名、ディスタンスでは、1位が1名、2位が1名でした。初めて出場したある利用者さんは「とても緊張したけど、練習通りに投げられてよかった」「メダルをもらえてとても嬉しい」「佐賀国体に行きたい!」と話してくれました。フライングディスクは誰もが気軽に始められるスポーツなので、今後もViseeのみんなで楽しみたいです。