新居浜特別支援学校のキャリア教育・就労支援充実事業の一環として、職場体験などを行うキャリアガイド教室をViseeで行いました。この教室は、社会の仕組みや働くことの意義を感じるとともに、社会の一員として自分の役割を果たし、貢献していこうとする意欲や態度を育むことが目的です。2日間にわたり、中学部の生徒20名が、グループに分かれて仕事を体験したり、職場でのルールを学んだりしました。
体験した仕事内容は、農業班:決められたグラム数の芋を計量し、袋に入れてテープで封をしていく作業、電線班:決められた場所に線が挿入されているか確認をするチェッカー作業、チップ班:ゴムとマグネットの分別作業、クラフト班:ビ二コラの生地作り作業の4種です。
職場でのルールについては、Viseeの先輩たちから、「あいさつ」、「身だしなみ」、「報告・連絡・相談」、「ルールを守る」等の心構えを伝えました。新居浜特別支援学校中学部の生徒たちは、分からないことや疑問に思ったことを先輩に聞き、メモを取りながらみんな真剣に取り組んでいました。
最後に、質疑応答に移りました。中学生から質問を受け、Viseeの先輩たちから答えてもらいました。
Q「大変なことは何ですか?」 A 「会社から預かっている仕事なので、納期があることです。納期が迫ってくると、みんなで協力して納期に間に合わせるよう協力したりすることです。」
Q「やりがいは何ですか?」 A 「責任を持って仕事をし、信用されていることです。」
その他にも、「給料はどのくらいもらえますか?」「失敗したときはどうしますか?」などがありました。
このキャリアガイド教室で学んだことを今後の進路学習等の参考にしていただけたら幸いです。新居浜特別支援学校中学部のみなさんの今後の健闘を祈っています。