7月28日.29日のワークショップに続き、松山市堀之内の愛媛県美術館で8月19・20日に行われた第3回「アートの現場をつくるワークショップ」+「共有のための対話会」に参加しました。
引き続き、講師の中津川浩章氏のご指導で、進められました。
ワークショップの第3回は、「公開アトリエ」でした。障害のある人対象のワークで、用意された様々な画材やキャンバスの中から自由に選んで、いつもと違った作品作りに挑戦していくという取り組みでした。画材は、大きな筆・ローラー・板などがあり、迷っている人もいましたが、描き始めると、工夫しながら次々と発想が広がっていくようでした。いつもは、画用紙サイズの絵を描いている人も、大きなキャンバスに大きな筆を使って作品を完成させた人もいました。
共有のための対話会では、障がいのある人とその支援者が対象でした。椅子に座って車座になり3回のワークショップの報告や感想から障害のある人たちのアート活動の問題や可能性を共有して今後の活動に生かしていくことが目的でした。Viseeからは、9名が参加し、「いつもと違った形で表現活動ができ、視野が広がった」「色々な表現活動を目の当たりにして驚いた」など、活発な対話会になりました。
この「アートの現場をつくるワークショップ」+「共有のための対話会」は、障がいのある方々のアートをサポートするブランド「a lot of OPTiONS」主宰の和泉明子氏が、企画されました。主にアート活動をサポートするために展示会の企画運営、アートの商品化や権利保護の活動をしておられます。
愛媛県の障害のある人の表現活動を積極的にサポートしていただき、改めて感謝申し上げますとともに、今後とも、よろしくお願い申し上げます。