石鎚黒茶の夏が来た! もうすぐ、西条市に伝わる発酵茶「石鎚黒茶」の製造が、最盛期を迎えます。Viseeでは、7月4日からの製造開始に向けた準備作業に、あっちこっちにドタバタ。上や下へ大騒ぎ。 石鎚黒茶をつくるには、真夏の暑い時期の成熟した茶葉が適しているため、この時期の製造になります。石鎚黒茶は、蒸した茶葉を約1週間発酵させた後、手もみして形を崩して桶に漬け込み、乳酸菌発酵させるという2段発酵の製法が特徴です。お茶には独特の香りや酸味があります。江戸時代ごろからつくられてきたと伝えられ、平成30年3月には、石鎚黒茶を含む「四国山地の発酵茶の製造技術」が「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されました。
今年度も、7月と8月という過酷ともいえる時期の製造になりますが、Viseeのみんなの笑顔と明るさに助けられながら、Visee謹製の美味しいお茶づくりに努めてまいります。