石鎚黒茶協議会主催のイベント「発酵のしずく~石鎚黒茶の世界~」が、西条市朔日市の「いとまち」芝生広場において、開催されました。石鎚黒茶協議会は、4つの石鎚黒茶製造者団体・愛媛県・西条市が構成員で、石鎚黒茶の伝承されてきた歴史を尊重しつつ、重要無形民俗文化財に指定された製造技術の継承、生産振興・ブランド化等に取り組み、地域の活性化を図ることを目的にしています。イベントの主な内容は、石鎚黒茶の新茶試飲、ミニセミナー、黒茶クイズラリー、黒茶パネル展示、お茶マルシェなどでした。開会行事の後、事務局ブースで石鎚黒茶を製造している4つの団体の新茶を広く来場者の皆様に試飲していただき、イベントが始まりました。
Viseeブースでも、お茶工房美瀬(Visee)の新茶をご用意し試飲していただきました。「良い香りと程よい酸味があっておいしい。」「初めて発酵茶を飲んだ。香りが良く飲みやすい。」などの感想をいただきました。また、石鎚黒茶スイーツとして、生地に石鎚黒茶パウダーを練り込んだ「太鼓まん」を実演販売しました。珍しい饅頭ということで、たくさんの方々に購入していただきました。10個を追加で買われた方は、「おいしかったので、冷凍して少しづつ食べます」とお聞きし、激励されたように感じました。
お茶マルシェでは、黒茶スイーツ、四国の発酵茶(碁石茶・上勝阿波番茶)、新宮茶等の展示・販売が行われ、交流が深まりました。
ミニセミナーでは、「石鎚黒茶の不思議な発酵」と題して、産業技術総合研究所の堀江祐範先生の講演等がありました。熱心に聴講されている方がたくさんいらして、関心の高さを実感しました。
今後とも、お茶工房美瀬(Visee)は、地域に伝わる伝統茶の製造と保存・振興に努めて参りたいと思います。



















