10月25日~27日、伊藤俊氏が「全国障スポ大会」に出場しました

 10月25~10月27日まで「わたSHIGA輝く障スポ2025 全国障害者スポーツ大会」が滋賀県で開催され、フライングディスク競技にViseeの伊藤俊氏が愛媛県代表として出場しました。

 10月23日。愛媛から滋賀へ。

 早朝に松山空港に集合した愛媛県選手団一行は飛行機に搭乗し伊丹空港へ。そこからバス移動を経て宿泊先である滋賀県甲賀市にあるホテル古城に到着しました。

 10月24日。公式練習日。

 朝食後、明日からの本番会場である甲賀市水口スポーツの森 陸上競技場へ移動し、公式練習に臨みました。各県の代表選手たちが明日からの本番に備えて練習するなか、愛媛県の選手たちも最後の練習を行いました。

 10月25日。開会式とアキュラシー競技。

 全国から各県の代表選手が集い、フライングディスク競技の開会式が執り行われ、三日間に及ぶ大会が開幕しました。

 一日目はアキュラシー競技です。5m離れた場所にある的にディスクを10枚投げ、その入った枚数を競う競技です。伊藤氏は初めての障スポ大会ということもあり、すごく緊張していましたが、練習の成果もあり自己ベストに並ぶ7枚を的に入れることができました。その結果、見事8人中2位の成績を収め銀メダルを獲得しました。表彰式では全国から集まった選手や観客から盛大な歓声と拍手をいただきました。

 10月26日。ディスタンス競技。

 二日目はディスタンス競技です。ディスクを3枚投げ、その飛距離を競う競技です。伊藤氏のこれまでの自己ベストは49mでしたが、この日は風の向きや悪天候に悩まされ、記録は37mでした。しかし、あきらめず最後まで投げ切った結果、見事3位になり、銅メダルを獲得することができました。初日の銀メダルとあわせ、ダブルでメダルを獲得することができ、本人もとても喜んでいました。

 10月27日。閉会式。

 午前に残りのディスタンス競技を終え、彦根市にある平和堂HATOスタジアムへ移動し閉会式に参加しました。伊藤氏も首から二つのメダルを下げ、なんだか誇らしげな満足感と緊張感から解放されてホッとした表情が印象的でした。

 閉会式を終えてホテルに戻ると、同じホテル古城に宿泊されていた千葉県、茨城県、熊本県の選手たちとの交流会が行われ、チームを超えてお互いの健闘を称えあい、楽しい時間を過ごすことができました。

 10月28日。滋賀から愛媛へ。

 まだ夜が明けないうちにバスに乗り込み伊丹空港へ移動した愛媛県選手団は飛行機に搭乗し、滋賀での素敵な思い出を胸に愛媛へと帰路へ着きました。

 この度、伊藤氏と共に愛媛県選手団の一員として障スポ滋賀大会に参加させていただき、彼と共にたくさんの素敵な思い出をつくることができました。彼が獲得した二つのメダルは自分自身も本当に嬉しかったです。しかし最後まで諦めず、愛媛県代表の選手として頑張って競技できたことが最も誇らしいことだと思いました。介助者として大会に参加させていただき、最も心に残っていることは、多くの方と知り合うことができたことです。愛媛県のフライングディスクチームはどのチームにも負けないチームワークがありました。選手、監督、コーチ、介助者の垣根を越えて団結し、笑顔の絶えない、最高に楽しい滋賀大会になりました。出会えたみなさんに感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。

最後に伊藤俊さん、銀メダルと銅メダルおめでとう!よく頑張ったね!!

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