10月1日、令和6年度石鎚黒茶新茶試飲会に参加しました。

 令和6年度の石鎚黒茶新茶試飲会が、東予地方局西条第2庁舎の大会議室で、生産者団体・西条農業高校・丹原高校・西条市・愛媛県等約30名が参加して行われました。内容は①生産者からの活動報告②新茶の試飲③西条農業高校生からの活動方発表④意見交換等でした。

 新茶の試飲会では、石鎚黒茶製造3団体+新規加入予定の1団体、合わせて4団体のお茶を試飲しました。それぞれティーポットに茶葉5gを入れ、湯400mℓを淹れて5分。紙コップに4団体のお茶をそれぞれ注ぎ、試飲しながら、香り・色・甘味・酸味・渋味の5項目ごとに4段階で評価表に記入していきました。日本茶インストラクターで有限会社脇製茶場(四国中央市新宮)の脇純樹氏から「今年は、記録的な猛暑で条件の悪い中でしたが、4団体のお茶とも味わい深く、出来栄え良好でした」との講評でした。

 西条農業高校からの「石鎚黒茶SELプロジェクト」についての活動発表では、県内外のコンテストで優秀な成績を修めたこと、石鎚黒茶の伝承や広報活動を行ってきたこと、近日オープンしたホテルのウエルカムドリンクとして提供したことなどの取組が発表されました。

 続いて、行われた意見交換会では、お茶の保管方法・情報発信・消費地の要望を生かした戦略・適正価格等についての意見が交わされました。西条市からは、「引き続き、石鎚黒茶に関する日々の㏚活動を行うとともに、あらゆる機会を通じて広報していく」旨の話がありました。

 今後とも、お茶工房Visee(美瀬)は、伝統ある石鎚黒茶の製造技術を守り、深みのあるお茶を丹念につくってまいりたいと考えています。

 お茶工房Visee(美瀬)の新茶は、香り・甘味・酸味とも程よく仕上がっています。10月から新茶を味わうことができますので、この機会に是非ご愛飲いただきますようお願い申し上げます。

 

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