毎年恒例となる、石鎚黒茶生産者連携協議会主催の石鎚黒茶新茶試飲会に参加しました。試飲会は製品の品質向上を目指し、生産者3団体が集まって、その年の出来栄えを評価しあうものです。今年は、技術継承を目的に西条農業高校生も参加しました。
この様子は、NHK、愛媛新聞などのメディアの皆さんが取材に来ていただき、えひめのニュースなどで報道されました。
試飲会では、3団体が今年製造したものを急須で淹れ、試飲しました。評価の基準は、石鎚黒茶独特の酸味だけでなく、色や香り、渋み、苦みなどがあります。ブラインドで試飲をし、各団体の黒茶を評価しました。
また、石鎚黒茶を使った茶粥、お茶漬けの試食もありました。古くから石鎚黒茶は茶粥として食されていたと言われています。味付けはしていませんが、石鎚黒茶の風味豊かな香りと落ち着いた酸味が食欲をそそる一品でした。
また、愛媛県立西条農業高校生の石鎚黒茶伝承プロジェクトの発表もありました。
今年のお茶工房美瀬(Visee)の石鎚黒茶は、色、香り共によく、独特の酸味がすっきりと飲める仕上がりになりました。このお茶は熟成を経て12月に新茶の販売を開始いたします。
どうぞ、ご愛飲ください。