障がいのある人の表現活動の可能性に取り組んでこられている中津川浩章氏が、8月19・20日の松山市にある愛媛県美術館での「アートの現場をつくるワークショップ+共有のための対話会」に引き続き、21日、Viseeをご訪問していただきました。また、「a lot of OPTiONS」主宰の和泉明子氏にも同行していただきました。
訪問されたとき、Viseeのアーティストが、誰が言うのでもなくみんなが玄関ロビーに集まり、大きな声で、「いらっしゃいませ」とお出迎えをしていました。中津川氏は、Viseeアーティストの皆さんに温かかく声を掛けていただき、早速、各自が思い思いの作品作りをしてる様子を直接見ていただきました。また、自分たちで作った作品を積極的に紹介する方がいるなど、アート活動に対する自分たちの姿勢についても、話をしていました。
今回の中津川氏のワークショップや対話会、Visee事業所訪問などを通して、中津川氏の優しいまなざしが、障がいのある方々、造形・素材、Viseeのアーティスト、事業所の活動全体などに向けられていることを実感しました。中津川浩章講師に改めて感謝申し上げます。