佐賀県で開催された第23回全国障害者スポーツ大会「SAGA2024」に、掛水尉次さんがフライングディスク競技の愛媛県代表として参加し同道させていただきました。
フライングディスク競技には大きく、アキュラシーとディスタンスの2種目があります。掛水さんが出場したのはアキュラシー5とディスタンス男子立位です。アキュラシー5とは、5m離れた的に10枚のディスクを投げ、入った枚数を競う競技で、ディスタンス男子立位は3枚のディスクの飛距離を競う競技です。
25日には公式練習が行われ、26日、27日の本番に備えました。実際の会場に到着すると、愛媛県チームの選手は皆、緊張した様子でしたが、会場のスタッフやボランティアさんに歓迎され気持ちが和みました。また、いつものディスクを手にとるとさらに緊張がほぐれてきた様子でした。
26日はアキュラシー種目が行われました。事前の練習で手ごたえを感じていた様子で、本番でも集中して試合に取り組むことができました。たくさんの声援の中、結果は10投中9投入れることができ、1位金メダルを受賞しました。
27日はディスタンス種目が行われました。アキュラシーよりもディスタンスが得意で、前日の1位の勢いもあり、集中して投げることができたようです。結果は55m95㎝で見事、1位金メダルを受賞しました。2種目ともに金メダルをとり、とても喜んでいました。
掛水さんにとって特別な大会になったSAGA2024は忘れられない思い出となったようです。このような貴重な体験を共にすることができたことをとてもうれしく思っています。
5日間共に過ごした愛媛県フライングディスクチームの皆さんには大変お世話になりました。大会本番では大きな声援もしていただき、みんなで一丸となって挑戦できた大会を誇りに思っています。本当にありがとうございました。