愛媛県四国中央市新宮町にある有限会社脇製茶場の脇純樹氏を中心とした、石鎚黒茶に興味・関心のある日本茶インストラクター等の方々、8名が、石鎚黒茶の揉み作業工程を見学、体験に来られました。
この日の揉み作業は、四国霊場第六十番札所である横峰寺さんの境内倉庫での作業でした。標高750mの場所にあり、とても涼しく、快適に作業できました。この作業は、前の週に蒸し作業を終え、5日間木箱で好気発酵させたもの(1次発酵)を丹念に揉み、次の工程である乳酸菌発酵を促すための作業です。参加された方々が、順番に作業を体験され、揉みの程度や茶葉の状態による揉み方の違いなどの質問が、飛び交い、興味・関心の高さを感じました。そして、揉み作業の淡った茶葉から樽に漬けこみ茶葉の重さの倍の重しを乗せて作業を終えました。
その後、奥の院「星が森」を見学して、帰路につきました。
